そもそも齋藤指揮法は指揮棒を用いることを前提としています。確かに「指揮法教程」で齋藤は「指揮をするに当って指揮棒は決して不可欠なものではない」と、さらに「Rhythmが非常に柔らかい曲を指揮する場合はかえって邪魔になると」とまで書いています。ただ「その場合は用いないか目立たない持ち方を工夫すればよい」とも書き添えています。ここで結論は出ませんが、確信をもって言えるのは、指揮棒技術を学ぶに越したことはないこと、そして棒を持たない技法が指揮法の究極的な進化形ではないことです。
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そもそも齋藤指揮法は指揮棒を用いることを前提としています。確かに「指揮法教程」で齋藤は「指揮をするに当って指揮棒は決して不可欠なものではない」と、さらに「Rhythmが非常に柔らかい曲を指揮する場合はかえって邪魔になると」とまで書いています。ただ「その場合は用いないか目立たない持ち方を工夫すればよい」とも書き添えています。ここで結論は出ませんが、確信をもって言えるのは、指揮棒技術を学ぶに越したことはないこと、そして棒を持たない技法が指揮法の究極的な進化形ではないことです。